・コウモリの飼育法
うちで実践している、デマレルーセットオオコウモリの飼育の仕方です。
よく飼われているエジプシャンルーセットオオコウモリもほぼ同じだと思います。
飼育に関して
よく飼われているエジプシャンルーセットオオコウモリもほぼ同じだと思います。
飼育に関して
- コウモリは、自然界では数頭〜数千頭でコロニー(棲みかのような感じ)を作っているので2頭以上で飼うのが理想的だと思います。
- 飼育は決して難しくありませんが、絶対に手を抜いてはいけません(コウモリに限ったことではないですが)。
- 事前にコウモリを診察できる動物病院を探しておくこと。コウモリを診察できる医者は少ないので。
原因不明で突然死んでしまうこともあるようです。温度管理、栄養管理、新鮮な食餌、衛生管理は欠かせません。
- 飼育ケージはなるべく大きいもので、コウモリが中で翼を広げられるものが良い。うちでは幅84.1×奥行52.6×高さ56.5cmのものを使用。
- うちのリーチはやけに光を嫌うので、ケージを布や毛布で覆っています。ケージの入り口の面は布を上げ下げできるようにしてあります。
- ルーセットオオコウモリの分布地域からして、温度は20〜30℃で最適温度は26〜27℃あたりでしょう。温度管理は重要です!
- 湿度は特に気にしていません。自然界でもかなり変化しているようなので。でも、冬場の乾燥には気をつけてください。
- 体が小さいコウモリ(うちのリーチのこと)はケージの網目が粗いと捕まりにくいので網戸の網を張ってあげています。大柄なコウモリはこの細かさの網目だとかえってつかまりにくいと思います。
この方法で、大きい水槽型のものに丁度良い大きさの網を張ってあげると温度管理や掃除がやり易くなると思います(糞がケージの間に挟まって掃除しにくいのです)。
ケージの中で飛びまわれない場合には部屋で飛行させてあげます。
チャンタは電気をつけていても平気で飛行しています。
- 主に、果物や、花の花粉や蜜です。偏った食餌は駄目!
- 食餌は朝晩2回与えると良いでしょう。
バナナ、リンゴ、梨、柿、キウイ、マンゴー、他に小松菜、キャベツ、あっためたサツマイモ、蜂蜜なども食べるそうです。
栄養フードではローリーネクター(粉ジュース)、メインバーグ・ゴートミルク(粉ミルク)、ビーポレン(花粉)、グライダーエイド(花の蜜と花粉)
うちのコウモリは、果物よりローリーネクターの方が好きなようです。お勧めですよ。
- コウモリはかなり運動します。部屋を暗くしてケージを開けておけば何時まででも飛んでいます。犬の散歩のように毎日運動させてあげてください。
- コウモリの怪我で、ケージの隙間に翼や指が挟まって骨が折れることがあるようです。怪我防止のためにも水槽型は良いのではないでしょうか(実践はしていないので予想です)?
- 飛行中に飛びながら糞や小便をします。
- コウモリは臆病者が多いので大きな物音は立てないように。でも、今は人工繁殖ものが多いので臆病者は少なくなってきているような気がします。
- ケージの掃除は毎日してください。排出物の量が半端じゃないです。ケージの下に新聞紙を引きそれを交換するのが普通だと思います。
うちの場合布等でケージを覆ってるので挟まることはないと思います。
なるべく飛行前の食餌は避けたほうが良いです。
飛行の際には当然危険物はしまって置いてくださいね。